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ツークリック詐欺

ツークリック詐欺の手口

「ツークリック詐欺」悪質出会い系サイトの手口

ツークリック詐欺は、ワンクリック詐欺の発展形で、入会登録する過程で契約の同意文章が何度か（2回以上）表示されます。

ワンクリック詐欺では1回のクリックでは法律上、契約成立しないことを多くの人に知られてしまったので、ツークリック詐欺では何回か同意を求めたり、契約書を表示させるようにしてコンテンツにたどり着くようにします。

しかし、その表示文字が小さかったり曖昧な表現であったりして、多くの人はじっくり読むことはなく登録までクリックしてしまいます。（契約規約には多額の入会金などが表記されている）

そして無料だと思っていたコンテンツを観覧してしまいます。そのあと悪質業者はコンテンツは有料だと知らせます。

この場合、業者は同意を数回にわたって確認したとしても、利用者を騙して契約させたことになるので、契約は無効です。

後ろめたい気持ちを抱かせ、自分の不注意と思わせる

実際に出会い系サイトやアダルトコンテンツを閲覧させることで、閲覧者に後ろめたいという気持ちを抱かせるように仕向けてきます。

悪質業者は、「契約を守らない自分が悪い」「契約を読んでいないほうが悪い」「契約違反です」と確認していない自分が悪いと思わせるように仕向けてくるのです。

こちらもワンクリック詐欺と同様にIPアドレス、利用プロバイダー会社、ブラウザ情報、携帯電話識別番号などを記してきます。

クリックしただけで個人情報が漏れることはないし、この場合も料金を支払う契約も成立しないので、無視するのが一番です。

他、対処法としてはワンクリック詐欺と同様になります。

支払いやすい請求額を提示する

請求額は高すぎず、このぐらいだったら表沙汰にもならず、支払ってしまったほうが後々めんどくさくないと思わせる微妙な金額を請求してきます。

また、「ただ今キャンペーン期間中で12万円の視聴料が半額の59,800円で永久見放題です」など割引でお得感をだしたり、半額、ゴッキュッパの端数金額など、様々なビジネスの販売促進の手口を駆使して支払わせるように仕向けます。

ツークリック詐欺もワンクリック詐欺同様、請求額を支払ってはいけません。
一度お金を支払ってしまうともっと恐ろしいことが待ち受けています。
⇒お金を振り込む